酒粕とは?
その存在自体は知っているけれど、よくよく考えてみれば、あまり詳しくは知らないものって沢山ありますよね。「香のか」を代表する商品「酒粕チーズケーキ」に使っている酒粕もそんな身近だけど知らないものの一つかもしれません。酒粕って何なのか、その効能や使い道など酒粕にまつわるエトセトラをご紹介。
酒粕は お酒の搾りカス?
酒粕って読んで字のごとしの、日本酒をつくるときに出る搾りカスって事まではご存知ですよね。日本酒を作る際には、醸造用の桶で蒸米、麹、水、酵母を発酵させた熟成もろみで作ります。それを上槽という工程で熟成もろみを圧搾することでお酒となる液体を絞りだします、絞った液体はその後濾過・火入れなどの工程を経て日本酒になります。一方、圧搾の際に固形物として残るのが酒粕なのです。酒粕の成分は、水分51%、炭水化物23%、たんぱく質13%、食物繊維、脂分、ミネラル分となっており、これ以外にもビタミンB1、B2、B6、ペプチド、アミノ酸、酵母などの栄養素が含まれています。日本語でカスと言えば、良いもの取ってしまった後の残りものという意味で使われていますが、実は「酒粕」はその中に多くの栄養と美味しさがたくさん閉じ込められた食品だったのです。近年これらの栄養素に注目され、酒粕が健康食品が出てとして注目を浴びてきているんです。
酒粕の気になる効能は?
酒粕には沢山の栄養素が含まれています。代表的なところでもたんぱく質は筋肉・血液の元ですし、ビタミンB群は代替ビタミンと言われ私たちの生きるための源であるエネルギーに作るのに不可欠です。食物繊維は代謝・排便の促進効果があります。また、酒粕はこれ以外にも、人の小腸内で消化・吸収されにくく,消化管を介して
健康の維持に役立つ生理作用を発現する食品成分としてレジスタントプロテインが含まれています。レジスタントプロテインはお米にも含まれている成分ですが、酒粕には濃縮されて含まれており、油吸着効果・コレステロール低下・肥満抑制効果などが報告されています。
また、酒粕は美肌にも効き目があると言われいます。酒かすには水分蒸発を防ぐα-エチルグルコシドや遊離アミノ酸、肌を若く保つビタミンB群、またシミの原因となるメラニン色素を作りにくくするアルブチンなどの成分が多く含まれています。そのためか酒づくりをする人の手は白くて美しいといわれます。これは酒に肌にいい成分が多く含まれていることの証明です。NHKの趣味どきっ「今日から発酵生活」では藤原紀香さんが酒粕パックを紹介されていましたね。
酒粕とチーズの相性は?
香のかの酒粕チーズケーキは、こんなに美味しい酒粕をどう使おうかと色々な活用レシピを探しているうちに、見つけ出したものなのです。知人から「酒粕って焼いたらチーズと同じ味がする」と言われ、じゃあチーズケーキに加えたらおいしいものが出来上がるんじゃないのかと試したところから生まれたケーキです。ともに発酵食品であるチーズと酒粕は本当に相性抜群です。香のかのチーズケーキには酒粕とクリームチーズが約1:2の割合で入っています。チーズの濃厚さはそのままに口当たりを滑らかにし、酒粕の自然で甘いお酒の香りがほのかに感じられる絶妙の配分にしています。二つの素材がバランスよく合わさることで、味と香りに奥行きのある逸品に仕上がっています。
文献:「五訂 日本食品標準成分表」科学技術庁編、「健康と美容に貢献する「酒粕」の成分」 渡辺敏郎、「ためしてガッテン」、「趣味どきっ 今日から発酵生活」NHK出版
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- 販売業者 香のか
- 所在地 〒520-2145 滋賀県大津市大将軍一丁目14-12 207
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